延期

※このブログは所属とは関係の無い,個人の見解です。

ちょっと予想外でしたが、英語外部試験の件、延期になりました。

 

まさか、というのが正直なところです。

 

大学の入試担当部署にいる人間としては、

「おいっ」という感じ。

もちろんテスト屋としては大賛成です。

 

とはいえ、かなり政治的な動きだったのだろうと。

研究者が、長年にわたって反対してきたことが、

大臣のひと言(辞任回避のため)で、延期に。

何かモヤモヤは残ります。

 

個人的にはこの準備していた高校生がかわいそうだなぁと。

準備は無駄にならないという意見もありますが、

英語を使えるようになることと、

資格試験でスコアを取ることは(たぶん)違いますから。

 

そして、この件の報道で気になるのが

「色々決めなかった大学にも責任がある」みたいな論調。

はっきりは言っていないですが、

行間にはそんなニュアンスがある報道・記事が多いです。

 

もしかしたらM省がそう流しているのかもしれませんが。

 

入試関係、2年前告知というルールがあるので、

当然、大学側も早く決めたかったんです。

でも、もろもろ体制が決まらない、、

IDの発行云々も昨年の年末以降で動いたような記憶が。

 

決めたくても決められなかったということだけは

世間にも理解してもらえればと。

別にさぼっていたわけではありません。

 

そして、早速一部の記事には出ていますが、

共通テストの英語の配点(リーディングとリスニング)とかが

問題になってきます。

 

また、記述式問題の件も。。。

 

まだまだ紆余曲折ありそうです。

 

気づいたら電子調査書の件もあまり耳に入ってこなくなりました。

 

どうなるのでしょうか。

 

英語外部資格試験の件

※個人の意見で、所属とは一切関係ありません。

 

英語外部資格試験の件、今更感は強いですが、

かなり騒がれはじめてますね。

 

あの発言はダメですよね、致命的。

たとえ事実がそうであっても、そう言っちゃダメです。

 

ただ、こんなことは本当に最初から分かっていたことで。。。

このブログでも2015年の時点ですでに書いていました。

 

単に、政争の道具にされている感もありますが。

 

この間も行き当たりばったりの対応でぐちゃぐちゃです。

 

どことは言いませんが、

実施団体の方も辻褄を合わせようとした結果

他にほころびが出てくるという。。

 

(こう書くとネガティブかもしれませんが、

私としてはこの実施団体の考え方には賛成です。

テスト理論屋としては納得、誠実だと思います。

でも、、、使う側の立場からすると、、、。)

 

テスト理論的に考えると、まぁ、ありえません。

 

この準備に関連して、実施団体も相当投資しているでしょうし、

大学入試センターの英語成績提供システムにも当然開発コストは

かかっています。

これ、中止になったら損害賠償とかになるのでしょうか。

 

データが上がってきたら、

ますます問題が出てくる気がします。

 

大学3年生は「勉強しているか」文科省が調査へ

だそうで。

 

この調査かなり難しいですよ。

どんな調査設計をするのか楽しみです。

 

ちゃんと項目設定しないと歪みますし。

そもそも回答してくれるのか??

 

そして、回答した人だけの答えを公表することにも

かなり問題があると思います。

まさか、各大学、学部ごとにパーセンテージ示すだけじゃないでしょうね(笑)

 

僕なら、、、学生にむにゃむにゃ、、、

 

教材として使わせてもらおうと思います。

 

 

news.livedoor.com

久しぶりに、、

以前、登録していたPeing?に質問が投稿されたのですが、

答えられなかったのでこっちで。

 

因子不変性についてお尋ねします。 同じ質問項目群について、別の母集団に対して回答してもらいました。 因子分析の結果は、ほぼ同じ因子が抽出されましたが、それぞれの因子の構成質問項目や、質問項目順は「若干」違います。 このような場合は、似て非なる因子として別のネーミングをしたほうがよいのでしょうか?

 

良くあるパターンですね。

これは目的によると思います。

集団ごとに別の因子名をつける =集団によって因子構造が異なる

ということになります。

各集団で因子構造が異なることを言いたいのであれば、

この方法は良い方法だと思います。

 

一方で集団間の比較をしたい場合、

因子構造が異なるとなると比較自体ができなくなります。

そのため、共通の因子構造にした上で(同じ項目を用いて、

同じ因子名とした上で)分析・解釈を進めるのが良いと思います。

 

個人的には後者が良いと思いますが・・。

 

本年もよろしくお願いします

Facebookの方にも書きましたが、加筆しつつ。

今年もよろしくお願いします。

皆様にって良い年でありますように。

 

私は、ついに40になります。
いろいろ思うところはありますが、
無理がきかなくなってきたと
若干の自覚があります。

 

新年は仕事〔趣味〕をしながら迎えました。
ずっと言っていることですが、

今自分ができていることが、20年後、30年後もできているか
不安になりつつも、精進していこうと思います。

 

研究面:

正直、2018年はあまり成果がなかったです。
あれ、、、査読付論文ゼロ??かもしれません。。。
まぁ種を蒔いたということで

今年は成果を収穫したいと思います。

関係者の皆様、よろしくお願いします。

 

入試面:

これが項目に挙がるか?という感じですが(笑)

まずは、今年度の入試の実施。
なんとか乗り切りたいです。

そして、入試改革。

最近、心理学関連よりも入試関連の方と知り合うケースが多くなり、
交流もそちらの方が多くなっています。

本学の入試のことはもちろんですが、
全体のことにも少しは貢献できれば。。

1年後どう振り返っているでしょうか、、

改めまして、本年もよろしくお願い申し上げます。

書くべきか迷いましたが

※あくまで脇田個人の考えで、所属大学・機関とは全く関係がありません。

 

医学部入試の不公平な合否査定の件です。

個人的にはアウトと思って見ていました。

ただ、

「これから他の大学、学部でもそのようなことが

意識的もしくは無意識的にも起こる

可能性はある」とも考えていました。

 

そのような中↓の記事。

 

これは防ぎようがありません。

調査書や面接を入れる時点で、ある程度覚悟はせざるを得ないと思います。

 

それを不公平と言われると、

だから点数だけで決めよう!になるわけで・・・

 

主体性を評価?

数値化できるとは思えません。

 

今回の入試改革はかなり大きなものです。

 

今回の入試改革の理念が正しい方向であるならば、

我々が入試に対して持っている感覚を

一度リセットする必要があるように思います。

 

当事者はもちろん、世間も含めて意識を変えないと

同じことが問題にされると思います。

(そして、結果的にまた点数重視に戻るのではないかと。。)

 

就職の採用試験では、採用試験の点数以外の情報も

考慮されていますよね。

大学教員の採用だってそうです。

必ずしも業績数だけで決まるわけではありません。

そもそもAO入試だってそうですよね。

 

今回の入試改革の方向は、

このような査定の仕方に変えるということです。

そのような査定の仕方に対して当事者・社会が

納得することができるか、

認めることができるかどうかも重要だと思います。

 

繰り返しになりますが、

現状の意識のままこの入試改革を迎えたら、

同じことが同じように問題になり、

謝罪会見が行われます。

 

各大学の足並みも乱れています。

1番の被害者は高校生です・・・。

 

headlines.yahoo.co.jp

もう本当に・・・

場当たり的です。

 

私大の入学定員超過の罰則「助成減額」追加見送り:日本経済新聞 https://www.nikkei.com/article/DGKKZO35527560Z10C18A9CR8000/

 

某M省が出した方針に合わせて、

何とかそれに対応しようと

してるわけです。

 

それにどれだけの時間・コストを使っているか・・・

損害賠償ものだと思ったり。

 

そんなことをしていると、誰も従わなくなりますよ と

信じられないです・・・

 

誰が責任取るんだろう。

 

そして、一番の被害者は今の1回生の学年でしょうか。